MICROSEIKI フォノイコライザーAMP
 EQ−M1、DC−M1、PS−M1修理記録
平成16年2月2日到着   2月10日完成 
A. 修理前の状況
  • マイクロ精機のバッテリードライブのものなのですが、経年により バッテリーもダメになってしまい、最近ではイコライザーの 片チャンネルからも音が出なくなってしまいました。

B. 原因
  • OP−AMP不良、電解コンデンサー劣化、完全密封型鉛蓄電池寿命

C. 修理状況
  • OP−AMP交換
    電解コンデンサー交換
    完全密封型鉛蓄電池 12V交換

D. 使用部品
  • OP−AMP        6個
    電解コンデンサー      26個
    完全密封型鉛蓄電池 12V  2個

F. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費  45,000円

. 修理状況
C1A. 修理前 AMP基盤 スルホール両面基盤を使用した立派なもの、右のトランスはバランス出力用
C1B. 修理後 AMP基盤 OP−AMP6個、電解コンデンサー22個交換
C1C. 修理前 AMP基盤裏
C1D. 修理(半田補正)後 AMP基盤裏
C2A. 修理前 電源部全体 バッテリー使用の設計ですが、もう少し大容量の電解コンデンサーが欲しい
C2B. 修理後 電源部全体 電解コンデンサー4個交換
C3A. 修理前 電源部基盤 
C3B. 修理後 電源部基盤 電解コンデンサー4個交換 左2個は増量
C4A. 修理前 電池ユニット基盤
C4B. 修理後 電池ユニット基盤
C5A. 修理前 完全に乾燥した鉛電池 同等品と交換する
C5B. 修理交換後  
C6. 交換部品
C7. 完成
E. 調整・測定
E0. 出力/歪み率測定・調整 測定は交流電源使用
E1. 出力電圧1.5V 歪み率=0.03% 測定レンジ=0.1%  1000HZ
E2. 出力電圧1.5V 歪み率=0.04% 測定レンジ=0.1%  400HZ
F. 上位測定器による 調整・測定
Amp Repair Studio
F11. 入出力特性測定(交流電源使用) バランス出力で測定しているので、アンバランスの場合1/2
      入力端子へ4mV一定入力 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Amp Repair Studio
F12. 入出力特性測定(バテリー電源使用) バランス出力で測定しているので、アンバランスの場合1/2
          入力端子へ4mV一定入力 左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Amp Repair Studio
F13. 歪み率特性測定(交流電源使用)
     入力端子へ4mV一定入力  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Amp Repair Studio
F14. 歪み率特性測定(バテリー電源使用)
          入力端子へ4mV一定入力  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
Amp Repair Studio
F15. 1V出力する為の入力電圧測定(交流電源使用)
     出力1V一定  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 OP-AMPが新しいので左右差が無い
Amp Repair Studio
F16. 1V出力する為の入力電圧測定(バテリー電源使用)
           出力1V一定  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色 OP-AMPが新しいので左右差が無い
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                        eq-m1-m
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