MICROSEIKI RY−5500U. 11台目修理記録
「同時修理 RP1110.  18台目」           平成27年4月9日到着  5月8日完成 
A. 修理前の状況
  • SX5000Uを数十年前に購入し、最近まで使用してました。
    前日には全く問題なく演奏を終了し、翌日特別なことをすることなく、通常通りスイッチをオンしましたがターンテーブルが回りません。
    モーターの回転とレコードの吸着に異常がないことを確認してます。
    ポンプ用のパイプ(4本)の何れかに空気漏れがあるのではと思い点検しましたが4本とも空気の漏れはなさそうです。
    故障するまでは、特別な異常を感じたことはありません。
    順調に動作してました。ターンテーブルは重いですが手で少しは回転しますので多少の浮上力は残っているようです。



B. 原因
  • モータ駆動AMP−IC焼損(製造中止品)。
    起動リレー(製造中止品)不良。


C. 修理状況

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー       22個。
    モータ駆動AMP−IC    2個。
    OP−IC          1個。
    半固定VR           3個。
    フイルムコンデンサー     5個。
    定電圧IC          2個。
    リレー            2個。


E. 調整・測定

F. 修理費
  78,000円

A. 修理前の点検状況
A11. 点検中、 前から見る。
A12. 点検中、 前右から見る。
A13. 点検中、 後から見る。
A14. 点検中、 後左から見る。
A15. 点検中、 上から見る。
A21. 点検中、 下前から見る。
A22. 点検中、 下前左から見る。
A23. 点検中、 下後から見る。
A24. 点検中、 下後右から見る。
A31. 点検中、 下から見る。
A32. 点検中、 下蓋を取り下から見る。
A33. 点検中、 下蓋・ホースを取り下から見る。
A51. 電源部点検中、 前から見る。
A52. 電源部点検中、 前右から見る。
A53. 電源部点検中、 後から見る。
A54. 電源部点検中、 後左から見る。
A55. 電源部点検中、 上から見る。
A56. 電源部点検中、 上蓋を取り上から見る。
A61. 電源部点検中、 下から見る。
A62. 電源部点検中、 下前から見る。
A63. 電源部点検中、 下前左から見る。
A64. 電源部点検中、 下後から見る。
A65. 電源部点検中、 下後右から見る。
C. 修理状況
C11. 修理前 電源部整流基板
C112. 修理中 電源部整流基板。 トルエン溶媒の接着剤。
C113. 修理中 電源部整流基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C12 .修理後 電源部整流基板、電解コンデンサー4個交換。
C13. 修理前 電源部整流基板裏
C14. 修理(半田補正)後 電源部整流基板裏
C15. 完成電源部整流基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C21. 修理前 モーター部コントロール基板
C22. 修理後 モーター部コントロール基板、
       半固定VR3個、電解コンデンサー8個、OP−AMP1個、リレー2個、抵抗3本、フイルムコンデンサー1個交換
C23. 修理前 モーター部コントロール基板裏
C24. 修理(半田補正)後 モーター部コントロール基板裏
C25. 完成 モーター部コントロール基板裏 不要なフラックスを取り洗浄し、コート液を塗布。
C31. 修理前 モーター部AMP基板、モータ駆動AMP−IC.2個焼損
C32. 修理後 モーター部AMP基板、 モータ駆動AMP−IC.2個、電解コンデンサー9個交換。
C33. 修理前 モーター部AMP基板裏
C34. 修理(半田補正)後 モーター部AMP基板裏、 フイルコンデンサー追加。
C35. 完成 モーター部AMP基板裏。コート液を塗る。
C41. 修理中 モーター取り出し。
C42. 修理中 モーター取り出し。
C43. 修理中 モーター分解、点検・注油
C44. 修理中 モーター回転子。
C45. 修理中 モーター回転子(アマチュア)軸、ゴミが入りキズがある。
C46. 修理中 モーター回転子(アマチュア)軸、下側。
C51. 修理前 本体回転数調整の半固定VR。 対策済み。
C61. 修理中 ケーブルコネクター点検。
C71. 修理前 電源部を上から見る
C72. 修理後 電源部を上から見る
C81. 修理前 モーター部 下から見る
C82. 修理後 モーター部 下から見る、ホースを付ける前。
C83. 修理後 モーター部 下から見る。
C84. 修理後 下から見る。ケースが鉄製なので、ICの放熱を助ける為、銅板を取り付けてある。
CA1. 交換部品
E. 測定・調整
E1. タンテーブルが無いので、動作確認のみ。
E21. 33回転。
E22. 45回転。
E3.  完成24時間エージング。
                  ry5500-b1k
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2021 Amp Repair Studio All right reserved.