KENWOOD KT−9900. 2台目修理記録
平成20年9月10日到着   月日完成
  1. 修理前の状況
    10年ほど前に専門店で中古品として購入しました。
    コンディションは良好で、傷もほとんどありませんでした。
    当初はFMアンテナを接続して聞いていましたが、数年前にCATV加入時にアンテナを撤去し、CATVに入っているFM局数が少ないため、使用を中断、お蔵入りしていました。
     昨年から久しぶりにカムバックして使用再開しましたが、最近になって、時々ガサゴソノイズが入るようになり、8月になって突然、音が出なくなりました。
     全く音が出ません。シグナルメータや、チューニングメータは反応します。
    しかし、  デビェーションメータは動きませんし、このメータをマルチパスメータに切り換えても、  反応しません。
     故障してからは、予備機のパイオニアTX8800を代わりに使用していますが、当時の中級機TX8800との音質の落差にびっくりしています。
    KT9900に比べてラジオを聞いているとような 印象で、自然な感じが薄れてしまいました。
    あらためてKT9900の実力に驚きました。

  2. 原因
    IF回路、MPX回路不良

  3. 修理状況
     RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整
     TR(トランジスター)交換
     配線手直し、補強 
     半固定VR交換
     フイルムコンデンサー交換

  4. 使用部品
     電解コンデンサ−(オ−デオコンデンサ−使用)        個
     TR(トランジスタ−)                         個
     フイルムコンデンサ−                        個
     半固定VR                               個

  5. 調整・測定

  6. 修理費 120,000円    <<オーバーホール修理>>

A.修理前の状況
A−1A. 上蓋を取った所。
A−1A. 上蓋とシールドを取った所。
A−2. 下上蓋を取った所 シャシはステンレス製
A−3.  IF基板ICの足の腐食
A−4A.  MPX基板ICの足の腐食
A−4B.  MPX基板ICの足の腐食2
A−4C.  MPX基板ICの足の腐食3
A−4D.  MPX基板ICの足の腐食4
A−5.  DDL基板ICの足の腐食
C.修理状況
C−1A. 修理前 PowerSupply基板
C−1B. 修理後 PowerSupply基板  電解コンデンサー32個交換、黒ミューズが大分使用できました。
C−1C. 修理前 PowerSupply基板裏
C−1C−1. 修理中 PowerSupply基板裏、揺れ防止のスポンジが水分を吸収し、止めネジに錆が発生。
C−1C−2. 修理中 PowerSupply基板裏、揺れ防止のスポンジが水分を吸収し、ステンレスのシャーシに錆が発生。
C−1C−3. 修理中 PowerSupply基板裏、熱を出す部品は半田面積を広げる。
C−1D. 修理(半田補正)後 PowerSupply基板裏
C−1E. 完成PowerSupply基板裏 洗浄後
C−1F. 修理前 PowerSupply基板ラッピング
C−1G. 修理後 PowerSupply基板ラッピング、半田お浸みこませる。
C−2A. 修理前 フューズ基板
C−2C. 修理前 フューズ基板裏  
C−2D. 修理(半田補正)後 フューズ基板裏  
C−2E. 完成フューズ基板裏 洗浄後 
C−2F. 修理前 フューズ基板ラッピング
C−2G. 修理後 フューズ基板ラッピング、半田お浸みこませる。
C−2H. 修理後 フューズ基板ラッピング、半田お浸みこませる、反対側。
C−3A. 修理前 RF−MIX基板
C−3B. 修理後 RF−MIX基板 電解コンデンサー1個、フイルムコンデンサー1個、半固定VR1個交換 
C−3C. 修理前 RF−MIX基板裏
C−3D. 修理(半田補正)後 RF−MIX基板裏
C−3E. 完成RF−MIX基板裏 洗浄後
C−4A. 修理前 IF基板
C−4B. 修理後 IF基板 電解コンデンサー7個、TR(トランジスター)3個、半固定VR1個交換
C−4C. 修理前 IF基板裏
C−4D. 修理(半田補正)後 IF基板裏
C−4D−1. 修理中 IF基板裏、不要フラックスを落とす。
C−4E. 完成IF基板裏 洗浄後
C−4F. 修理前 IF基板裏、ラッピング
C−4F. 修理後 IF基板裏、ラッピング、半田お浸みこませる。
C−5A. 修理前 MPX基板
C−5B. 修理後 MPX基板 電解コンデンサー11個、フイルムコンデンサー11個、TR(トランジスター)15個、半固定VR1個交換
C−5C. 修理前 MPX基板裏  
C−5D. 修理(半田補正)後 MPX基板裏  
C−5E. 完成MPX基板裏 洗浄後
C−6A. 修理前 DDL基板
C−6B. 修理後 DDL基板 電解コンデンサー30個、OP_AMP6個交換
C−6C. 修理前 DDL基板裏
C−6D. 修理(半田補正)後 DDL基板裏
C−6D−1. 修理中 DDL基板裏、不要フラックスを落とす。
C−6E. 完成DDL基板裏
C−6F. 修理前 DDL基板ラッピング
C−6G. 修理後 DDl基板ラッピング、半田お浸みこませる。
C−7A. 修理前 PulseCounter基板、唯一「コネクター使用」で取り出せる基板
C−7B. 修理後 PulseCounter基板 電解コンデンサー16個、OP_AMP1個、TTL1個交換
C−7C. 修理前 PulseCounter基板裏
C−7D. 修理(半田補正)後 PulseCounter基板裏
C−7E. 完成PulseCounter基板裏
C−8A. 修理前 SW基板
C−8B. 修理後 SW基板
C−8C. 修理前 SW基板裏
C−8D. 修理(半田補正)後 SW基板裏
C−8E. 完成SW基板裏
C−9A. 修理前 PulseCounter基板
C−7B. 修理後 PulseCounter基板
C−7C. 修理前 PulseCounter基板裏
C−7D. 修理(半田補正)後 PulseCounter基板裏
C−7E. 完成PulseCounter基板裏
C−7A.修理前 PulseCounter基板
C−7B.修理後 PulseCounter基板
C−7C.修理前 PulseCounter基板裏
C−7D.修理(半田補正)後 PulseCounter基板裏
C−7E.完成PulseCounter基板裏
C−AA. 交換部品
C−AB. 交換部品、足の腐食した交換TR(トランジスター)
C−AC. 交換部品、足の腐食した交換IC(集積回路)
C−9A. 修理前 上から
C−9B. 修理後 上から
C−9C. 修理前 下から
C−9D. 修理後 下から
E.調整・測定 FM受信感度、RL分離測定調整
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの 変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
       右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
     下オシロ=検波出力波形
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E−1.トラッキング調整 77、84、89MHZのポイントで合わす
E−2A.FM 感度、RL分離測定調整 R側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=1%、左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力(最大3%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E−2B.FM 感度、RL分離測定調整 L側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=1.2%、左メ−タ−=L出力、右メ−タ−=R出力(最大3%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大1Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
E−3.24時間エ−ジング。
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