Marantz PM−84D 修理記録
 平成13年10月
  1. 修理前の状況
     突然、音が出なくなりました。

  2. 原因
     メインAMP終段FETの焼損。
     メインAMPTR(トランジスター)の劣化。

  3. 修理状況
     メインAMP終段FET(電解トランジスター)交換。
     メインAMPのTR(トランジスター)、FET(電界トランジスター)交換。
     イコライザ−AMPのTR(トランジスター)、FET(電界トランジスター)交換。
     配線手直し、補強。

  4. 使用部品
      メインAMP終段FET(電解トランジスター) 8個。
      イコライザーAMP TR(トランジスター)  6個。
      コンデンサー               6個。
      抵抗                   8個。

  5. 修理費 18,000円   通常修理。
  6. Marantz PM−84 の仕様(マニアル・カタログより)

1. 上蓋を取り清掃前
2. 終段FETを交換中。
3. SP接続リレー交換
4. 終段FET(電解トランジスター)比較
5. 出力・歪み率測定
6. 出力30V=112W 歪み率=0.07% 1000HZ
7. 出力30V=112W 歪み率=0.07% 4000HZ
S. Marantz PM−84 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 プリメインアンプ PM−84
定格出力 120W+120W(AB級、8Ω、20Hz〜20kHz)
30W+30W(純A級、8Ω、20Hz〜20kHz)
190W+190W(4Ω、1kHz)
出力帯域幅(8Ω、THD 0.03%) 5Hz〜40kHz
全高調波歪率(20Hz〜20kHz、8Ω) 0.015%
混変調歪率 0.015%
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.2dB
ダンピングファクター(8Ω) 120
入力感度/インピーダンス Phono MM:2.5mV/47kΩ
Phono MC:250μV/100Ω
Phono High MC:2.5mV/1kΩ
Tape、Tuner、Aux、CD:150mV/47kΩ
出力インピーダンス Tape out:270Ω
RIAA偏差 20Hz〜20kHz ±0.2dB
SN比(IHF-Aネットワーク) Phono MM:90dB
Phono MC:76dB
Tape、Tuner、Aux、CD:100dB
Phono最大許容入力 MM:220mV
MC:24mV
トーンコントロール特性 Bass:±10dB(100Hz)
Treble:±10dB(10kHz)
サブソニックフィルター特性 50Hz
電源 100V、50/60Hz
消費電力 290W
外形寸法 幅416x高さ146x奥行410mm
重量 18kg
別売 サイドウッド WPM-84(¥4,000)
価格 ¥125,000(1983年頃)
                     pm84d-2
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。
 Copyright(C) 2023 Amp Repair Studio All right reserved.