McIntosh MX110 修理記録
平成27年5月10日到着   5月23日完成
A. 修理前の状況
  • 電源入力して20〜30分位なると音がおかしいくなる。
    ネットオークションで購入した中古の真空管何本かを入れ替えて見ましたが、同じです。


B. 原因
  • 経年変化による劣化。


C. 修理状況 通常修理なのでHP製作しません。

D. 使用部品 通常修理なのでHP製作しません。

E. 調整・測定 通常修理なのでHP製作しませんが特別。

G. FM受信感度、RL分離測定・調整

G. 修理費     50,000円    特別に通常修理。
                         但し、真空管は別途です。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. McIntosh MX110 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A112. 点検中 前から見る。 周波数数値が無
A13. 点検中 前右から見る
A15. 点検中 後から見る
A152. 点検中 後から見る。 純正木ケースで無いので、フックが届かない。
A153. 点検中 後から見る。 純正木ケースで無いので、フックが届かない。
A16. 点検中 後左から見る
A17. 点検中 上から見る
A18. 点検中 木ケースを下から見る
A19. 点検中 木ケースを前から見る
A21. 点検中 上から見る。
A22. 点検中 後左から見る
A23. 点検中 後から見る
A24. 点検中 後右から見る
A31. 点検中 下から見る。
A312. 点検中 下から見る。下蓋は銅メッキの上に塗装。
A32. 点検中 下蓋を取り、下から見る。
A33. 点検中 下蓋裏は銅メッキ。 中に有るのはバリコン シールドケース
C. 修理状況
C11. 修理前 RF(高周波増幅)、Osc(局部発振)、Mix(混合)。
C13. 修理前 RF(高周波増幅)、Osc(局部発振)、Mix(混合)シャーシ下。
C21. 修理前 IF(中間周波数増幅)
C23. 修理前 IF(中間周波数増幅)シャーシ下。
C31. 修理前 MPX(ステレオ復調)
C33. 修理前 MPX(ステレオ復調)シャーシ下。
C41. 修理前 プリアンプ
C43. 修理前 プリアンプ シャーシ下。
C53. 修理前 電源 シャーシ下。
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
        表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
        表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E23. AUX_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0602%歪み。
                    L側出力電圧=2V、 0.0631%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. AUX_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.0613%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.0730%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E33. MM_500Hz入力、R側出力電圧=2V、 0.0999%歪み。
                  L側出力電圧=2V、 0.1045%歪み。
                「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM_1kHz入力、R側出力電圧=2V、 0.172%歪み。
                 L側出力電圧=2V、 0.179%歪み。
               「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
G. FM受信感度、RL分離測定・調整
G1. FM 感度、RL分離測定調整 R側。 Log2000/43=33.4dB。
     下の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」 より信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=88MHZ、 出力レベル=60dB。
     上=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=2V、 歪み率=0.820%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=43mV、 歪み率=??%。
G2. FM 感度、RL分離測定調整 L側。 Log2000/40=34.0dB。
     下の「LEADER 3216P FMステレオ信号発信器」 より信号を出す。 これを受信し出力を測定する。
         これを受信し出力を測定する。
         変調度=100%(75kHzデビエーション)、 出力周波数=88MHZ、 出力レベル=60dB。
     上=R出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=40mV、 歪み率=??%。
     下=L出力測定。
         「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」より測定。
         変調周波数=1kHz、 出力電圧=2V、 歪み率=0.841%。
Y. ユーザー宅の設置状況
Y1. 設置状況.
S. McIntosh MX110 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 真空管式 FMチューナ プリアンプ MX−110
チューナ部
受信周波数範囲 87.5-108MHz
アンテナインピーダンス 75Ω不平衡、 300Ω平衡
感度 2.5μV以上推奨
周波数安定度 25kHz
歪み率 0.6%(100%変調時)
選択度 200kHz
サブキャリア抑圧比 40dB以上(100%変調時)
ステレオセパレーション 30dB以上、 1kHz時
オーディオ部
入力レベル/インピーダンス AUX=0.3V/200kΩ
Phono 1=3mV/47kΩ
Phono 2=3mV/47kΩ
TapeHead=3mV/220kΩ
TapeMonitor=0.3V/100kΩ
出力レベル/インピーダンス Main=3V/200kΩ
その他
電源電圧 AC105〜125V、50Hz/60Hz
定格消費電力 75W
最大外形寸法 幅406×高さ138×奥行330mm
重量 12.4kg
使用真空管 6DS7, 12AT7×2, 6AB4, 6AU6×3, 6CS6, 6HU6, 6D10, 6U8×2, 12AU7, 12AX7×2
価格
                     mx110_1z
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