Accuphase C−200S. 2台目修理記録
2020/1/6到着    3/5完成 
A. 修理前の状況
  • 過去に、岡山県の修理屋で修理しました。
    右側出力が出ない、ガリがある。ボリュームを半分以上回すと、音が出る。
    オーバーホールをお願いしたい。
  • 下記の様に、アキュフェーズ株式会社の修理費が、5〜11万円(外税)です。
    よって、当方の修理費は、これを下まわる事はありません。
    又、修理者が修理に失敗した物は、メーカーは修理拒否が通常。
    アキュフェーズ(株)の修理方針
    又保証は、修理製品を正常な使用状態において、万一1年以内に修理した箇所が原因で、再び故障した場合は無償で修理いたします。 」


T. 修理前点検測定

B. 原因
C. 修理状況
D. 使用部品
  • 電源ブロック電解コンデンサー                4本。
    バイアス半固定VR                      1個。
    電解コンデンサー                        46個。
    フイルムコンデンサー                      35個。
    抵抗                                6個。
    3Pインレット                         1個 FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    テフロン絶縁RCA端子                   12組24個。
    出力リレー                             2個。
    TR(トランジスター)                        28個。
    FET(電界効果トランジスター)                10個。
    ムギ球                              1個。
    セラミックコンデンサー                    2個。
    シールド止め長ビス                      4本。

E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費    150,000円   オーバーホール修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. C−200S の仕様(カタログ・マニアルより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前から見る、操作パネル開ける。
A13. 点検中 前右から見る
A14. 点検中 後から見る
A15. 点検中 後左から見る
A16. 点検中 上から見る
A17. 点検中 上蓋を外し、上から見る。 シールド止めビスが2本無、接触不良を引起して雑音発生元。
A18. 点検中 上蓋・シールドを外し。上から見る。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A31. 点検中 電源インレット。
A32. 点検中 電源インレット。 3Pインレットに交換。
                      FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
A41. 点検中 出力&TAPE RCA端子郡
A42. 点検中 出力&TAPE RCA。 テフロン絶縁RCA端子に交換。 WBT−0201は定価で工賃込みです。
A51. 点検中 入力RCA端子郡
A52. 点検中 入力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換。 WBT−0201は定価で工賃込みです。
A61. 点検中 入力切換SW。 多量の接点復活材の使用でベトベト!
A71. 点検中 ヘッドホーンAMP基板。 交換された電解コンデンサ−4個の使用電圧が10倍!
                         両サイド=着いていた470μ/63WV、中=交換する470μ/16W
A81. 点検中 定電圧電源基板。左右で製造電解コンデンサ−のメーカーが異なる。
T. 修理前点検測定
T0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T1. AUX1,1kHz入力、R側出力電圧2V出力、 0.1284%歪み。
                   L側出力電圧2V出力、 0.450%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T2. AUX1,10kHz入力、R側出力電圧2V出力、 0.0488%歪み。
                    L側出力電圧2V出力、 0.1388%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T3. MM,1kHz入力、R側出力電圧2V出力、 0.1284%歪み。
     DISK1       L側出力電圧2V出力、 0.450%歪み。
                     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T4. MM,10kHz入力、R側出力電圧2V出力、 0.0989%歪み。
     DISK1        L側出力電圧2V出力、 0.1393%歪み。
                     「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C01. 修理中 交換するTR(トランジスター)はのhFE測定中。
          半導体アナライザ DCA75 Peak Electronic Design Limited.で測定。
C02. 修理中 交換するTR(トランジスター)はのhFE測定結果。 同値を選別して使用する。
C03. 修理中 交換するTR(トランジスター)はのhFE測定結果。 同値を選別して使用する。
C1. 修理中 上下蓋、シールド、左右パネル、基板類を外したシャーシを上から見る。
C11. 修理前 R側EQ_AMP(イコライザー・アンプ)基板。
  • 2個の2SA923のコンプリメンタリーTR(トランジスター)がモールド型2SC3209に交換してある。
    本来は、2SC805A。
    SONY製2SC805A/2SA923の規格、 Vcbo=200v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=625mW、hfe=150、用途=RF。
    日電製2SC3209の規格/Aタイプ無、 Vcbo=300v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=1W、hfe=200、用途=TV Vout/Hout。
C12. 修理後 R側EQ_AMP基板。
       TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー3個、FET(電界効果トランジスター)2個交換。
C13. 修理前 R側EQ_AMP(イコライザー・アンプ)基板裏
C132. 修理前 R側EQ_AMP基板裏。 交換したTR(トランジスター)の足が切っていない。
C133. 修理前 R側EQ_AMP基板裏。 半田不良予備郡。
C134. 修理(半田補正)中 R側EQ_AMP基板裏。 銅箔研磨。
C14. 修理(半田補正)後 R側EQ_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C15. 完成R側EQ_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 L側EQ_AMP(イコライザー・アンプ)基板。
  • 2個の2SA923のコンプリメンタリーTR(トランジスター)がモールド型2SC3209に交換してある。
    本来は、2SC805A。
    SONY製2SC805A/2SA923の規格、 Vcbo=200v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=625mW、hfe=150、用途=RF。
    日電製2SC3209の規格/Aタイプ無、 Vcbo=300v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=1W、hfe=200、用途=TV Vout/Hout。
C22. 修理後 L側EQ_AMP基板。
       TR(トランジスター)4個、電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー3個、FET(電界効果トランジスター)2個交換。
C23. 修理前 L側EQ_AMP(イコライザー・アンプ)基板裏
C232. 修理前 L側EQ_AMP基板裏。 半田不良予備郡。
C24. 修理(半田補正)後 L側EQ_AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C25. 完成L側EQ_AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C31. 修理前 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板。
  • 2個の2SA923がモールド型2SA939Vに交換してある。
    2個の2SC805Aがモールド型2SC3209に交換してある。。
    SONY製2SC805A/2SA923の規格、 Vcbo=200v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=625mW、hfe=150、用途=RF。
    日電製2SC3209の規格/Aタイプ無、 Vcbo=300v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=1W、hfe=200、用途=TV Vout/Hout。
    富士通製2SA939V規格/2SC2071、 Vcbo=250v、Vebo=5v、Ic=50mA、Pc=1W、hfe=150、用途=HF A。
C32. 修理後 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板。
     電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー2個、TR(トランジスター)4個、FET(電界効果トランジスター)4個交換。
C33. 修理前 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板裏。
C332. 修理前 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板裏。 半田不良予備郡。
C333. 修理前 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板裏。 半田不良予備郡2。
C34. 修理(半田補正)後 Hiレベル&トーンコントロールAMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C35. 完成Hiレベル&トーンコントロールAMP基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 R側_FILTERー&出力AMP(フイルター及び出力アンプ)基板。。
  • 2個の2SA923のコンプリメンタリーTR(トランジスター)がモールド型2SC3209に交換してある。
    本来は、2SC805A。
    SONY製2SC805A/2SA923の規格、 Vcbo=200v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=625mW、hfe=150、用途=RF。
    日電製2SC3209の規格/Aタイプ無、 Vcbo=300v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=1W、hfe=200、用途=TV Vout/Hout。
C42. 修理後 R側_FILTERー&出力AMP基板。
           TR(トランジスター)2個、電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー10個交換。
C43. 修理前 R側_FILTERー&出力AMP(フイルター及び出力アンプ)基板裏
C432. 修理前 R側_FILTERー&出力AMP基板裏。 半田不良予備郡。
C433. 修理前 R側_FILTERー&出力AMP基板裏。 半田不良予備郡2。
C434. 修理(半田補正)中 R側_FILTERー&出力AMP基板裏。 銅箔研磨。
C44. 修理(半田補正)後 R側_FILTERー&出力AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C45. 完成R側_FILTERー&出力AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 L側_FILTERー&出力AMP(フイルター及び出力アンプ)基板。。
  • 2個の2SA923のコンプリメンタリーTR(トランジスター)がモールド型2SC3209に交換してある。
    本来は、2SC805A。
    SONY製2SC805A/2SA923の規格、 Vcbo=200v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=625mW、hfe=150、用途=RF。
    日電製2SC3209の規格/Aタイプ無、 Vcbo=300v、Vebo=5v、Ic=200mA、Pc=1W、hfe=200、用途=TV Vout/Hout。
C52. 修理後 L側_FILTERー&出力AMP基板。
           TR(トランジスター)2個、電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー10個交換。
C53. 修理前 L側_FILTERー&出力AMP(フイルター及び出力アンプ)基板裏
C532. 修理前 L側_FILTERー&出力AMP基板裏。 半田不良予備郡。
C54. 修理(半田補正)後 L側_FILTERー&出力AMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C55. 完成L側_FILTERー&出力AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C61. 修理前 ヘッドホーンAMP基板。
  • 2個の2SA479のコンプリメンタリーTR(トランジスター)がモールド型2SC2235に交換してある。
    本来は、2SC497。
    東芝製2SC497/2SA497の規格、 Vcbo=80v、Vebo=5v、Ic=800mA、Pc=600mW、hfe=40-240、用途=PA。
    東芝製2SC2235の規格/2SA965、 Vcbo=120v、Vebo=5v、Ic=800mA、Pc=900mW、hfe=80-240、用途=PA。
C612. 修理中 ヘッドホーンAMP基板。 交換された電解コンデンサ−4個の使用電圧が10倍!
                         両サイド=着いていた470μ/63WV、中=交換する470μ/16WV
C62. 修理後 ヘッドホーンAMP基板。 電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー2個交換。
C63. 修理前 ヘッドホーンAMP基板裏。
C632. 修理前 ヘッドホーンAMP基板裏。 半田不良予備郡。
C633. 修理前 ヘッドホーンAMP基板裏。 半田不良予備郡2。
C634. 修理(半田補正)中 ヘッドホーンAMP基板裏。 銅箔研磨。
C64. 修理(半田補正)後 ヘッドホーンAMP基板裏。 半田を全部やり直す。
C65. 完成ヘッドホーンAMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 定電圧電源基板。
C712. 修理中 定電圧電源基板。左右で製造電解コンデンサ−のメーカーが異なる。
C72. 修理後 定電圧電源基板。半固定VR1個、電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー1個、TR(トランジスター)12個交換。
C73. 修理前 定電圧電源基板裏。
C732. 修理前 定電圧電源基板裏。 半田不良予備郡。
C733. 修理(半田補正)中 定電圧電源基板裏裏。 銅箔研磨。
C74. 修理(半田補正)後 定電圧電源基板裏。 半田を全部やり直す。
C75. 完成定電圧電源基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C80. 修理中 前パネルを外し、前シャーシを引き出し、修理中。
C81. 修理前 R側BASS_FILTER_SW基板。
C82. 修理後 R側BASS_FILTER_SW基板、 電解コンデンサー9個交換。
C83. 修理前 R側BASS_FILTER_SW基板裏。
C832. 修理中 R側BASS_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡。
C833. 修理中 R側BASS_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡2。
C84. 修理(半田補正)後 R側BASS_FILTER_SW基板裏、 半田を全部やり直す。
C85. 完成R側BASS_FILTER_SW基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C86. 修理前 L側BASS_FILTER_SW基板。
C87. 修理後 L側BASS_FILTER_SW基板、 電解コンデンサー9個交換。
C88. 修理前 L側BASS_FILTER_SW基板裏。
C882. 修理中 L側BASS_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡。
C883. 修理中 L側BASS_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡2。
C89. 修理(半田補正)後 L側BASS_FILTER_SW基板裏、 半田を全部やり直す。
C8A. 完成L側BASS_FILTER_SW基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 R側TREBLE_FILTER_SW基板。
C92. 修理前 R側TREBLE_FILTER_SW基板裏。
C922. 修理中 R側TREBLE_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡1
C923. 修理中 R側TREBLE_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡2
C93. 修理(半田補正)後 R側TREBLE_FILTER_SW基板裏、 半田を全部やり直す。
C94. 完成R側TREBLE_FILTER_SW基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C95. 修理前 L側TREBLE_FILTER_SW基板。
C96. 修理前 L側TREBLE_FILTER_SW基板裏。
C962. 修理中 L側TREBLE_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡1
C963. 修理中 L側TREBLE_FILTER_SW基板裏。半田不良予備郡2
C97. 修理(半田補正)後 L側TREBLE_FILTER_SW基板裏、 半田を全部やり直す。
C98. 完成L側BASS_FILTER_SW基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 各種押ボタンSW基板裏。
CA2. 修理(半田補正)後 各種押ボタンSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CA3. 完成各種押ボタンSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 出力リレー基板。
CB2. 修理(交換)後 出力リレー基板。やっと見つけました!
CB3. 修理前 出力リレー基板裏。 リレー2個交換。
CB4. 修理(半田補正)後 出力リレー基板裏。
CB5. 完成出力リレー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CC1. 修理前 フューズ&整流基板。
CC2. 修理後 フューズ&整流基板。電解コンデンサー4個、抵抗2個交換。
CC3. 修理前 フューズ&整流基板裏。
CC4. 修理(半田補正)後 フューズ&整流基板裏。 半田を全部やり直す。
CC41. 修理(半田補正)中 フューズ&整流基板裏。 銅箔研磨。
CC5. 完成フューズ&整流基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CD1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー。
CD2. 修理(交換)後 電源ブロック電解コンデンサー。 ブロック電解コンデンサー4個交換。
CD3. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー裏側。
CD4. 修理(交換)後 電源ブロック電解コンデンサー裏側。フイルムコンデンサー2個追加。
CD5. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー2裏側。
CD6. 修理(交換)後 電源ブロック電解コンデンサー裏側。電解コンデンサ−2個交換、セラミックコンデンサー2個追加。
CE1. 修理前 基板コネクターの電解コンデンサー。
CE2. 修理中 基板コネクターの電解コンデンサー。 端子を半田の中に入れただけの接続。
CE3. 修理中 基板コネクターの電解コンデンサー。 付いていた電解コンデンサ−の端子を取り外していない、左端の物。
CE4. 修理中 基板コネクターの電解コンデンサー。 電解コンデンサ−の端子は絡げる。
CE5. 修理後 基板コネクターの電解コンデンサー。 半田を付けて完成。
CE3. 修理前 基板コネクターの電解コンデンサー2。
CE4. 修理後 基板コネクターの電解コンデンサー2。電解コンデンサ−4個、フイルムコンデンサー2個交換。
CF0. 修理中 後パネル倒し、修理中。
CF1. 修理前  電源インレット。
CF2. 修理後 3Pインレットに交換。  FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ使用。
CF3. 修理後 3Pインレット裏の配線。 しっかりとアースを取る。
CG1. 修理前 MM入力調整VR配線。
CG2. 修理後 MM入力調整VR配線。 ガリ防止(軽減)をする。
CG3. 修理中 MM入力調整VRを取り外す。 多量接点復活材!
CG4. 修理中 MM入力調整VRシルド板の多量接点復活材!
CG5. 修理中 MM入力調整VR取り付けアルミ板とシャシー上の多量接点復活材!
CH1. 修理前 出力&TAPE RCA端子郡。
CH2. 修理(交換)後 出力&TAPE RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換。
CH3. 修理前  入力RCA端子郡。
CH4. 修理(交換)後 入力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換。
CI1. 修理中 軸のフエルト、 バランスVR、メインVRと入力SWが無い!
CI2. 修理後 軸のフエルト、 手持ちを付ける。
CJ1. 修理中 遮光用スポンジ、 経年劣化でボロボロ。
CJ2. 修理後 遮光用スポンジ、 交換する。
CJ3. 修理中 メインVRの多量接点復活材跡! 軸のグリスが流れ出し、軸が軽く回転する。
           ランド用接点があり、市場に互換製品が無、又軸が長い。
CK1. パネル清掃。
CL1. 交換した部品。 破損交換部品は除く。
CL2. 交換した部品。 左=付いていた 1000μ/160WV、 右=交換する 1500μ/200WV。
CL3. 交換した部品。 左=付いていた 10000μ/6.3WV、 右=交換する 22000μ/16WV。
CM1. 修理前 上から見る
CM2. 修理後 上から見る
CM3. 修理前 下から見る
CM4. 修理後 下から見る
CM5. 修理後 シールド止め長ビス4本取り付け。
CM6. 完成。 綺麗なお尻で帰ります。
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E11. Tuner、50Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00165%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00203%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E12. Tuner、100Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00182%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00200%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E13. Tuner、500Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00219%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00229%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E14. Tuner、1kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00182%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00209%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E15. Tuner、5kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00261%歪み。
                   L側出力電圧2V、 0.00260%歪み。
                   「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E16. Tuner、10kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00698%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00786%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E17. Tuner、50kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00873%歪み。
                     L側出力電圧2V、 0.00943%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E18. Tuner、100kHz入力=R側出力電圧2V、 0.0321%歪み。
                      L側出力電圧2V、 0.0340%歪み。
                    「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E21. MM、50Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00844%歪み。
                 L側出力電圧2V、 0.00846%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. MM、100Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00729%歪み。
                  L側出力電圧2V、 0.00674%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. MM、500Hz入力=R側出力電圧2V、 0.00977%歪み。
                  L側出力電圧2V、 0.00982%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. MM、1kHz入力=R側出力電圧2V、 0.01185%歪み。
                 L側出力電圧2V、 0.01238%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. MM、5kHz入力=R側出力電圧2V、 0.00730%歪み。
                 L側出力電圧2V、 0.00758%歪み。
                 「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. MM、10kHz入力=R側出力電圧2V、 0.01060%歪み。
                  L側出力電圧2V、 0.00972%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. MM、50kHz入力=R側出力電圧1.6V、 0.0319%歪み。
                  L側出力電圧1.6V、 0.0384%歪み。
                  「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
F. 上位測定器による 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
F1. 下のオーディオアナライザーVP−7732Aで自動測定。
F21. 入出力特性測定(Tuner入力)。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmaF、平均で1.6V出力。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F22. 入出力特性測定(Tuner入力)、 SubSonic(17Hz)+HightFilter(8kHz) ON。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F23. 歪み率特性測定(Tuner入力)
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F24. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(200Hz) & TREBLE(5kHz) 最大。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F25. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(200Hz) & TREBLE(5kHz) 最小。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F26. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(400Hz) & TREBLE(2.5kHz) 最大。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F27. 入出力特性測定(Tuner入力)、 BASS(400Hz) & TREBLE(2.5kHz) 最小。
                        Tuner入力端子へ150mV一定入力。VRはmax。
                        左出力=薄(細い)色、右出力=濃い(太い)色。
F31. 入出力特性測定(MM入力)。
      MM入力 入力電圧=2mV一定入力 VRはmax、   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
E3. 完成  24時間エージング、 右は QUAD−34 PreAMP. 2台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. C−200S の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 ステレオプリアンプ C−200S
周波数特性 ハイ・レベル入力=20Hz〜20000Hz、+0 -0.2dB
DISC入力=20Hz〜20000Hz、±0.2dB
高調波歪率 0.01%(20Hz〜20kHz、定格出力にて)
入力感度/入力インピーダンス DISC1=2〜6mV/30kΩ、47kΩ、100kΩ
DISC2=2〜6mV/47kΩ
MIC=2mV/47kΩ
Tuner、AUX1、2、Front、Tape Play1、2、Front=200mV/47kΩ
定格出力/出力インピーダンス Main Output=2.0V/200Ω(Volume最大、定格入力時)
Tape Rec Output1、2、Front=200mV/200Ω
最大出力レベル 10V以上(歪率 0.01%、20Hz〜20kHz)
ディスク最大入力 400mV〜1.2Vrms(1kHz、歪0.01%)
400mV=DISCレベル・コントロール最大(イコライザゲイン40dB)
1.2V=DISCレベル・コントロール最小(イコライザゲイン30dB)
最小負荷インピーダンス Output=5.0kΩ
Tape Rec=10.0kΩ
ゲイン Tuner、AUX、Tape Play入力より
 Tape Rec Output=0dB
 Output=20dB
 Headphone=16dB
DISC1、2、MIC入力より
 Tape Rec Output=40dB
 Output=60dB
 Headphone=56dB
DISC1、2はレベル調節付、-10dBまで調整可能
S/N/入力換算雑音
  定格入力、IHF-A、入力ショート
ハイレベル入力=106dB/-120dBV
DISC、MIC=81dB/-135dBV
音量調整連動誤差 1dB以内
トーンコントロール 低域=変化点 400Hz=±10dB(100Hz)、200Hz=±10dB(50Hz)
高域=変化点 2.5kHz=±10dB(10kHz)、5kHz=±10dB(20kHz)
各2dBステップ
DISCローエンハンスメント
  (量感補償回路)
RIAA基準特性に対し、0dB、+0.5dB、+1dB(100Hz)
アッテネーター -20dB
コンペンセーター
  (音量調整-30dB)
50Hz、250Hz=+9dB
フィルター サブソニックフィルター=17Hz、18dB/oct
ハイ・フィルター=8kHz、12dB/oct
ヘッドホン 出力インピーダンス=0.3Ω
出力(8Ω負荷)=0.8W(1kHz、歪率0.03%)
使用半導体 トランジスタ=99個、 FET=8個、 ダイオード=28個
電源 AC100V/117V/220V/240V、50Hz/60Hz
消費電力 60W
外形寸法(脚含む) 幅445×高さ160×奥行355mm
重量 14kg
別売品 リレーボックス R-1=\12,000、 ウッドケース A-2=\15,000
価格 20万円 1977年9月発売
                       c200s_251
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