Accuphase P−300X 修理記録
過去のユーザー修理品 C−200X. 3台目  2019/5/18日到着    6/1完成
A. 修理前の状況
  • オーバホール修理依頼。


T. 修理前点検測定
  • 各部経年劣化。

B. 原因
  • オーバホール修理

C. 修理状況
D. 使用部品
  • バイアス/バランス半固定VR                 8個。
    電解コンデンサー                        41個 。
    フイルムコンデンサー                      12個。
    整流ダイオード                           4本。
    照明ランプ                             4個。
    3Pインレット       FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    テフロン絶縁RCA端子                   2組4個。
    SP接続リレー                         3個。
    制御リレー                           3個。


E. 調整・測定

G. 修理費     130,000円   オーバーホール修理

Y. ユーザー宅の設置状況

S. P−300X の仕様(カタログ・マニアルより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前から見る、操作パネル開ける。
A13. 点検中 前右から見る
A14. 点検中 後から見る
A15. 点検中 電源インレット。
A16. 点検中 電源インレット。 3Pインレットに交換可能。
                      FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
A17. 点検中 SP接続端子
A18. 点検中 入出力RCA端子郡。
A19. 点検中 入出力RCA端子郡。 テフロン絶縁RCA端子に交換可能。 WBT−0201は定価で工賃込み。
A1A. 点検中 後左から見る
A1B. 点検中 上から見る
A1C. 点検中 上蓋ドを外し、上から見る。
A1D. 点検中 上蓋・シールドを外し清掃後、上から見る。
A1E. 点検中 電源電解コンデンサーの頭のビニール膨らみは少ない。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
A26. 点検中 下蓋を取り、下から見る
A27. 点検中 下蓋裏の埃。
A31. 点検中 R側終段TR(トランジスター)
A32. 点検中 L側終段TR(トランジスター)
A41. 点検中 電源突入電流抑制回路。
A51. 点検中 電源電解コンデンサー下の配線。
A61. 点検中 終段基板のフイルター切り替えリレーの劣化。熱で腐食したのでしょう?
T. 修理前点検測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T2. 1kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.467%歪み。
             L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.594%歪み。
            「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T2. 10kHz入力、R側SP出力電圧34V=144W出力、 0.272%歪み。
              L側SP出力電圧34V=144W出力、 0.316%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理中 前パネル、上下蓋・シールド・基板を外す。
C11. 修理前 R側終段TR(トランジスター)ブロック。
C12. 修理後 R側終段TR(トランジスター)ブロック。
C13. 修理前 R側終段基板。
C14. 修理後 R側終段基板。 リレー1個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C15. 修理前 R側終段基板裏。
C16. 修理(半田補正)後 R側終段基板裏。 半田を全部やり直す
C17. 完成R側終段基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C18. 修理中 R側終段TR(トランジスター)の放熱シリコン。 
C19. 修理後 R側終段TR(トランジスター)の基板への半田。十分に盛る。
C21. 修理前 L側終段TR(トランジスター)ブロック。
C22. 修理後 L側終段TR(トランジスター)ブロック。
C23. 修理前 L側終段基板。
C24. 修理後 L側終段基板。 リレー1個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換。
C25. 修理前 L側終段基板裏。
C26. 修理(半田補正)後 L側終段基板裏。 半田を全部やり直す。
C27. 完成L側終段基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C28. 修理中 L側終段TR(トランジスター)の放熱シリコン。 
C29. 修理後 L側終段TR(トランジスター)の基板への半田。十分に盛る。
C31. 修理前 SP接続リレー基板
C32. 修理後 SP接続リレー基板。 リレー3個交換。
C33. 修理前 SP接続リレー基板裏
C34. 修理(半田補正)後 SP接続リレー基板裏。 半田を全部やり直す。
C35. 完成SP接続リレー基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C36. 修理中 SP接続リレー基板裏、ラッピング−。
C37. 修理中 SP接続リレー基板裏、ラッピング−。 半田を染み込ませる。
C41. 修理前 プリ電源基板
C42. 修理中 プリ電源基板。 トルエン溶媒の接着剤。
C43. 修理後 プリ電源基板。 トルエン溶媒の接着剤を取り去り、コートを塗布後。
C44. 修理後 プリ電源基板。 電解コンデンサー10個、整流ダイオード4本交換。
C45. 修理前 プリ電源基板裏
C452. 修理中 プリ電源基板裏、抵抗足半田。 熱の為半田が劣化。
C453. 修理後 プリ電源基板裏、抵抗足半田。 スズメッキ線で補強し、放熱を良くする。
C46. 修理(半田補正)後プリ電源基板裏。 半田を全部やり直す、フイルムコンデンサー8個追加。
C47. 完成プリ電源基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C48. 修理中 プリ電源基板2裏。
C49. 修理(半田補正)後プリ電源基板2裏。 半田を全部やり直す。
C4A. 完成プリ電源基板2裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 電源インレット。
C52. 修理(交換)後 電源インレット、3Pインレット取り付け。  FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ
C61. 修理前 入力RCA端子。
C62. 修理(交換)後 入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。
C63. 修理前 前パネル入力RCA端子。
C64. 修理(交換)後 前パネル入力RCA端子。 テフロン絶縁型と交換。
C71. 修理前 VUメータAMP・プロテクト基板
C72. 修理後 VUメータAMP・プロテクト基板。 リレー1個、半固定VR4個、電解コンデンサー9個交換。
C73. 修理前 VUメータAMP・プロテクト基板裏
C74. 修理(半田補正)後 VUメーAMP・プロテクト基板裏。 半田を全部やり直す。
C75. 完成VUメータAMP・プロテクト基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理前 VUメー動作SW基板。
C82. 修理前 VUメー動作SW基板裏。
C83. 修理(半田補正)後 VUメー動作SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C84. 完成VUメー動作SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 修理前 前/後入力切替SW基板
C92. 修理前 前/後入力切替SW基板、ラッピング。
C93. 修理後 前/後入力切替SW基板、ラッピング。 半田を染み込ませる。
C94. 修理前 前/後入力切替SW基板、ラッピング2。
C95. 修理前 前/後入力切替SW基板、ラッピング2。 半田を染み込ませる。
C96. 修理後 前/後入力切替SW基板。 上の写真を見ると余りに黒いので、SW端子を清掃。
C97. 修理前 前/後入力切替SW基板裏
C98. 修理(半田補正)後 前/後入力切替SW基板裏。 半田を全部やり直す。
C99. 完成前/後入力切替SW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CA1. 修理前 ブリッジSW基板
CA2. 修理後 ブリッジSW基板。 電解コンデンサー2個。
CA3. 修理前 ブリッジSW基板裏
CA4. 修理(半田補正)後 ブリッジSW基板裏。 半田を全部やり直す。
CA5. 完成ブリッジSW基板裏。 洗浄後防湿材を塗る。
CB1. 修理前 電源ブロック電解コンデンサー回り。
CB2. 修理後 電源ブロック電解コンデンサー回り。 フイルムコンデンサー4個追加。
CC1. 修理前 前段電源電解コンデンサー、右側。
CC2. 修理(交換)後 前段電源電解コンデンサー、右側。 電解コンデンサー2個交換
CC3. 修理(交換)後 前段電源電解コンデンサー、左側。 
CC4. 修理(交換)後 前段電源電解コンデンサー、左側。 電解コンデンサー2個交換
CC1. 修理中 前パネル清掃
CC2. 修理中 前パネル裏遮光スポンジ−。 劣化してボロボロと落ちてくる。
CC3. 修理後 前パネル裏遮光スポンジ−。 交換する。
CD1. 修理前 VUメーター照明。 2個切れているので、全交換。
CD2. 修理前 VUメーター照明。 LEDより気品がある。
CE1. 交換した部品
CE2. 交換した部品、制御リレー。 左=交換した密閉型、 右=付いていた開放型。
CE3. 交換した部品、電解コンデンサー。 左=交換した470μ/100V、 右=付いていた330μ/100V。
CF1. 修理前 上から見る
CE2. 修理後 上から見る
CE3. 修理前 下から見る
CE4. 修理後 下から見る
E. 調整・測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E1. 出力・歪み率測定・調整。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.00388%歪み。
               L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0031%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.00392%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0033%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0053歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0048%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0068%歪み。
               L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0063%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0192%歪み。
              L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0190%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0230%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0229%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 20kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0141%歪み。
                L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0139%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=125kHz、右=500kHz。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E41. 0dB=VUメータ測定・調整。 1Khz 150W出力。
E42. −30dB=VUメータ測定・調整。 1Khz 。
E5. 完成  24時間エージング、 左は RP1110. 25台目
Y. ユーザー宅の設置状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況、 正面から見る。
S. P−300X の仕様(カタログ・マニアルより) 
型式 ステレオパワーアンプ P−300X
連続平均出力
(20Hz〜20kHz、歪率0.01%以下)
ステレオ使用時=200W+200W(4Ω)、 150W+150W(8Ω)、 75W+75W(16Ω)
ブリッジ接続時=400W(8Ω)、 200W(16Ω)
全高調波歪率
(0.25W〜定格出力、20Hz〜20kHz)
ステレオ使用時=0.01%(4Ω)、 0.005%(8Ω)、 0.005%(16Ω)
ブリッジ接続時=0.01%(8Ω)、 0.01%(16Ω)
IM歪率(新IHF) 0.003%
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.2dB(定格出力、レベルコントロール最大)
0.4Hz〜500kHz +0 -3.0dB(出力1W、レベルコントロール最大)
0.4Hz〜150kHz +0 -3.0dB(出力1W、レベルコントロール-6dB)
ゲイン ステレオ使用時=27.8dB、 ブリッジ接続時=33.8dB
負荷インピーダンス ステレオ使用時=4Ω〜16Ω、 ブリッジ接続時=8Ω〜16Ω
ダンピングファクター(新IHF、50Hz) ステレオ使用時=150、 ブリッジ接続時=75
入力感度/インピーダンス ステレオ使用時=1.4V/50kΩ(定格出力)、 0.11V/50kΩ(新IHF、1W出力)
ブリッジ接続時=1.17V/50kΩ(定格出力)、 0.06V/50kΩ(新IHF、1W出力)
S/N(A補正) ステレオ使用時=120dB(定格出力、入力ショート)、 100dB(新IHF、1W出力)
ブリッジ接続時=110dB(定格出力、入力ショート)、 90dB(新IHF、1W出力)
ステレオヘッドホン 低出力インピーダンス型
サブソニックフィルター 17Hz、-12dB/oct
出力メーター 対数圧縮型、ピークホールド切替付、 -40dB〜+3dB及び出力直読目盛
使用半導体 トランジスタ=42個、 FET=12個、 IC=7個、 ダイオード=61個
電源電圧 AC100V/117V/220V/240V、50Hz/60Hz
消費電力 無入力時=80W、 8Ω負荷定格出力時=550W
外形寸法 通常時=幅445x高さ160(脚含む)x奥行373mm
ウッドケース装着時=幅466x高さ190(脚含む)x奥行385mm
重量 22.5kg
別売 ウッドケース A-8(¥16,000)
価格 30万円 1980年6月発売
                       p300x-3e
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