Acoustic Research AMP.2台目修理記録
平成25年7月到着    9月22日完成
注意
  • このAMPは電源SW_OFF時にもドリフトを防ぐ為、ドライブAMPに通電しています。
    節電の為にいきなり通電しないで下さい。
    使用する5分前には、電源コンセントを差し込んで置いて下さい。
    長期間使用しない場合は、待機電力 節約の為、電源コードを抜いて下さい。
A. 修理前の状況
  • コンセント(電源ON)差し込んだ時、雷がなるような音が2〜5分位でます。
    又、音はその時出なかったと思います。
    それより雷の音が止み(雷音は少々出ます)音が左右より出たと思います。
    音声ボリュ−ムはガリ大他ガリあり。(テストH25.7.14確認)
    7〜8年はほとんど使用していませんでした。


B. 原因
  • 各部経年劣化。

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換(オーディオコンデンサー使用)
    フイルムコンデンサー交換。
    配線手直し、補強。
    電源投入リレー増設。
    電源コード交換。

G. 上ケース塗装 

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー                        12個 。
    フイルムコンデンサー                      12個。
    半固定VR                              1個。
    TR(トランジスター)                      16個。
    ダイオード                            3個。
    リレー                               1個。
    抵抗                               1個。
    電源コード                            1本。

E. 調整・測定

F. 修理費     100,000円  オーバーホール修理。

S. AR(Acoustic Research) AMP の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上蓋を取り、 上から見る
A17. 点検中 上蓋・シールドを取り、 上から見る
A18. 点検中 電解コンデンサーから液漏れ
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下前左から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下後右から見る
A27. 点検中 ドライブTR(トランジスター)
A31. 点検中 SP接続端子周り。
A41. 点検中 入出力RCA端子周り
A51. 点検中 セラミックコンデンサーに付いている半田!
C. 修理状況
C10. 修理中 前パネルを倒す
C11. 修理前 電源トランス付近
C12. 修理後 電源トランス付近、 投入リレー増設
C13. 修理前 整流、定電圧付近
C132. 修理中 整流、定電圧付近、 電源投入リレー増設。
C133. 修理中 整流、定電圧付近、 フイルムコンデンサー2個追加。
C14. 修理後 整流、定電圧付近。 TR(トランジスター)、ダイオード交換
C15. 修理前 ドライブトランス付近
C16. 修理後 ドライブトランス付近
C17. 修理前 ドライブ+EQ付近
C18. 修理後 ドライブ+EQ付近
C21. 修理前 ドライブ基板
C22. 修理後 ドライブ基板、 フイルムコンデンサー4個、電解コンデンサー2個交換
C23. 完成 ドライブ基板、 TR(トランジスター)4個交換
C24. 修理前 ドライブ基板裏
C25. 修理(半田補正)後 ドライブ基板裏、 半田を全部やり直す。フイルムコンデンサー1個追加。
C26. 完成ドライブ基板裏、 洗浄後に防湿材を塗る。
C31. 修理前 トーン基板
C32. 修理後 トーン基板、 フイルムコンデンサー4個、電解コンデンサー2個、半固定VR1個交換
C33. 完成 トーン基板、 TR(トランジスター)7個交換
C34. 修理前 トーン基板裏
C35. 修理(半田補正)後 トーン基板裏、 半田を全部やり直す。
C36. 完成トーン基板裏、 洗浄後に防湿材を塗る。
C41. 修理前 EQ基板
C42. 修理後 EQ基板、 電解コンデンサー7個交換
C43. 完成 EQ基板、 TR(トランジスター)4個交換
C44. 修理前 EQ基板裏
C45. 修理(半田補正)後 EQ基板裏、 半田を全部やり直す。。フイルムコンデンサー1個追加。
C46. 完成EQ基板裏、 洗浄後に防湿材を塗る。
C51. 修理前 ドライブTR(トランジスター)
C52. 修理中 ドライブTR(トランジスター)
C53. 修理後 ドライブTR(トランジスター)、シリコンを塗布して組み付ける。
C61. 修理中 終段TR(トランジスター)
C62. 修理中 終段TR(トランジスター)
C63. 修理後 終段TR(トランジスター)、シリコンを塗布して組み付ける。
C71. 修理(交換)前 電源コード
C72. 修理(交換)後 電源コード
C8. パネル、ツマミ清掃、黄色いのはタバコの「ヤニ」
C9. 交換した部品
CA1. 修理前 上から見る
CA2. 修理後 上から見る
G. 上ケース塗装
G11. 修理(塗装)前 上ケース
G12. 修理(塗装)後 上ケース
G21. 修理(塗装)中 止めビス
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整。 電源AC100Vで測定。
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. Tuner,50Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.16%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.15%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. Tuner,100Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.15%歪み。
                    L側SP出力電圧20V=50W、 0.16%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. Tuner,500Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.12%歪み。
                    L側SP出力電圧20V=50W、 0.14%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. Tuner,1kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.10%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.13%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. Tuner,5kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.11%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.09%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. Tuner,10kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.11%歪み。
                    L側SP出力電圧20V=50W、 0.14%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. Tuner,50kHz入力、R側SP出力電圧10V=12.5W、 0.23%歪み。
                    L側SP出力電圧9.2V=10.6W、 0.18%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E31. MM,50Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.67%歪み。
                  L側SP出力電圧20V=50W、 0.65%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E32. MM,100Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.35%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.37%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E33. MM,500Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.19%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.20%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E34. MM,1kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.16%歪み。
                 L側SP出力電圧20V=50W、 0.17%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E35. MM,5kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.15%歪み。
                 L側SP出力電圧20V=50W、 0.16%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E36. MM,10kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W、 0.21%歪み。
                   L側SP出力電圧20V=50W、 0.22%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E37. MM,50kHz入力、R側SP出力電圧5.3V=3.5W、 0.30%歪み。
                   L側SP出力電圧5.3V=3.5W、 0.33%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E4. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
S. AR(Acoustic Research) AMP の仕様(マニアルより)
型式 プリメインアンプ
出力(r.m.s、チャンネル当り) 4Ω=60W、 8Ω=50W、 16Ω=30W
周波数特性 20Hz〜20kHz ±1dB(定格最大出力時)
高調波歪率 0.5%以下(20Hz〜20kHz)
IM歪率(定格出力時) 0.25%以下(60:7kHz=4:1、Phono入力)
SN比 Phono=57dB
Tuner、Tape=75dB
ダンピングファクター 4Ω=8〜20、 8Ω=16〜40、 16Ω=32〜80
入力感度 Phono=2〜5mV感度調整可能
Tuner、Tape=200mV
トーンコントロール 同軸型で高低、左右別に調整可能
モード stereo、mono、null
消費電力 無音時=125W
最大出力時=500W
外形寸法 幅384×高さ110×奥行254mm
重量 8.64kg
価格 \147,000(1966年発売時)
\135,000(1973年頃)
別売 ウッドケース(\4,000)
          ar-2-23
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2014 Amp Repair Studio All right reserved.