SAE MARK 2600. 2台目修理記録
平成25年8月27日購入   9月8日完成
A. 修理前の状況
  • オークションで入手、基本動作OK。
    後期型のトロイダルトランス使用で、1000V仕様なので軽く400/400Wでる。
  • 終段TR(トランジスター)の数が多く(8個×RL)出力が大きいので、マルチアンプの低域に最適。

B. 原因
  • 多少各部経年劣化あり

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換。
    バイアス・バランス調整用半固定VR交換。
    電解コンデンサー交換(ミューズ使用)。
    整流ブリッジ交換。
    全基板半田補正。
    初段トランジスター交換。
    電源投入リレー新設。
    温度サーモ交換・新設。
    VUメーターランプ2個交換。
    RCA端子交換。

G. 上下ケース塗装 

D. 使用部品
  • リレー                                         2個。
    電解コンデンサー(高圧を除き、オーディオ・コンデンサー使用)    27個。
    半固定VR                                      4個。
    TR(トランジスター)                                 8個。
    電源投入リレー。
    温度サーモ。
    VUメーターランプ                                   2個。
    RCA端子                                        2個。

E. 調整・測定

F. 販売価格      200,000円にて平成26年11月売却済み

S. SAE(Scientific Audio Electronics) MARK2600 の仕様(マニアル・カタログより)

A. 修理前の状況・点検
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 商標、正規輸入品
A15. 点検中 Bチャネル側 RCA 端子、SP接続端子
A16. 点検中 Aチャネル側 RCA 端子、SP接続端子
A17. 点検中 電源コード接続(固定)
A18. 点検中 後左から見る
A19. 点検中 上から見る
A1A. 点検中 上蓋を取り、上から見る
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A25. 点検中 下から見る
C. 修理状況
C11. 修理前 VU基板裏、 A側=左側、 B側=右側。
C12. 修理(半田補正)後 VU基板裏 全半田やり直し
C13.完成VU基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C21. 修理前 B側ランプ基板、 A側=左側、 B側=右側。
C22. 修理前 B側ランプ基板裏。
C23. 修理(半田補正)後  B側ランプ基板裏 全半田やり直し
C24. 完成B側ランプ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C25. 修理前 A側ランプ基板
C26. 修理前 A側ランプ基板裏
C27. 修理(半田補正)後  A側ランプ基板裏 全半田やり直し
C28. 完成A側ランプ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C29. 修理中 VUメータ清掃、 左側=清掃前、 右側=清掃済み。
C31. 修理前 B側AMP基板、 A側=左側、 B側=右側。
C32. 修理後 B側AMP基板 電解コンデンサー9個、半固定VR2個、複合TR(トランジスター)2個交換
C33. 修理前 B側AMP基板裏
C34. 修理(ハンダ補正)後 B側AMP基板裏 全半田やり直し
C35. 完成B側AMP基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C41. 修理前 A側AMP基板
C42. 修理後 A側AMP基板  電解コンデンサー9個、半固定VR2個、複合TR(トランジスター)2個交換
C43. 修理前 A側AMP基板裏
C44. 修理(ハンダ補正)後 A側AMP基板裏 全半田やり直し
C45. 完成A側AMP基板裏 、洗浄後防湿材を塗る。
C51. 修理前 B側ドライブ基板、 A側=左側、 B側=右側。
C52. 修理後 B側ドライブ基板  電解コンデンサー2個交換
C53. 修理前 B側ドライブ基板裏
C54. 修理(ハンダ補正)後 B側ドライブ基板裏 全半田やり直し
C55. 完成B側ドライブ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。 
C61. 修理前 A側ドライブ基板
C62. 修理後 A側ドライブ基板  電解コンデンサー2個交換
C63. 修理前 A側ドライブ基板裏
C64. 修理(ハンダ補正)後 A側ドライブ基板裏 全半田やり直し
C65. 完成A側ドライブ基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C71. 修理前 リレー基板
C712. 修理中 リレー基板、リレーは洗浄した跡がある。
C72. 修理後 リレー基板 リレー2個、電解コンデンサー5個交換
C73. 修理前 リレー基板裏
C74. 修理(半田補正)後 リレー基板裏 全半田やり直し
C75. 完成リレー基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C81. 修理中 終段基板、 A側=左側、 B側=右側。
C82. 修理中 終段TR(トランジスター)、 A側=左側。
C83. 修理中 終段TR(トランジスター)、  B側=右側。
C84. 終段基板裏
C85. 修理(半田補正)後 終段基板裏 全半田やり直し
C86. 完成終段基板裏、 洗浄後防湿材を塗る。
C91. 清掃中 クーリングフアン分解・給油
C92. 清掃後 クーリングフアン
CA1. 修理中 底足ブシュ、 左=修理前、 右=修理後。
CB1. 交換部品
CE1. 修理前 上から見る
CE2. 修理後 上から見る
CE22. 修理後 電源電解コンデンサーにフイルムコンデンサー4個追加。
CE3. 修理前 外観 上から見る
CE4. 修理後 外観 上から見る
CE5. 修理前 外観 下から見る
CE6. 修理後 外観 下から見る
G. 上下ケース塗装
G11. 修理(塗装)前 電源トランス
G12. 修理(塗装)後 電源トランス
G21. 修理(乾燥)中 炎天下にさらし、焼き付ける。
G22. 修理(塗装)中 ビス類。
E. 測定・調整
供給電圧はAC100V/50HZ、後期型なので400W/400W軽く出ます。
但し、当方の電力供給は悪く(100V/30A契約)、97V位まで、電圧が下がります。
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
E21. 50Hz入力、B側SP出力電圧56V=392W出力、 0.0096%歪み。
              A側SP出力電圧57V=406W出力、 0.0095%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E22. 100Hz入力、B側SP出力電圧55V=378W出力、 0.0046%歪み。
               A側SP出力電圧57V=406W出力、 0.0048%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E23. 500Hz入力、B側SP出力電圧57V=406W出力、 0.0081%歪み。
               A側SP出力電圧58V=420W出力、 0.0085%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E24. 1kHz入力、B側SP出力電圧57V=406W出力、 0.011%歪み。
              A側SP出力電圧58V=420W出力、 0.011%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E25. 5kHz入力、B側SP出力電圧58V=420W出力、 0.036%歪み。
             A側SP出力電圧58V=420W出力、 0.036%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E26. 10kHz入力、B側SP出力電圧57V=406W出力、 0.197%歪み。
               A側SP出力電圧57V=406W出力、 0.193%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E27. 50kHz入力、B側SP出力電圧47V=276W出力、 0.41%歪み。
               A側SP出力電圧47V=276W出力、 0.40%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E28. 100kHz入力、B側SP出力電圧30V=113W出力、 2.73%歪み。
                A側SP出力電圧30V=113W出力、 2.73%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=100kHz、右=500kHz。
E3. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
E41. その時のVUメーター、 MeterSensitivity=0dB、A&B ChannelGain=0dB
E42. その時のVUメーター、 MeterSensitivity=−6dB、A&B ChannelGain=−6dB
E42. その時のVUメーター、 MeterSensitivity=−12dB、A&B ChannelGain=−12dB
E51. 修理前 前右から見る
E52. 完成 前右から見る、外装は塗装して有ります。
E53. 修理前 後左から見る
E54. 完成 後左から見る、外装は塗装して有ります。
E6. 完成 24時間エージング 左は QUAD 44. 10台目
S. SAE(Scientific Audio Electronics) MARK 2600 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 SAE MARK 2600 ステレオパワーアンプ
実効出力 600W+600W(4Ω)
400W+400W(8Ω、20Hz〜20kHz、両ch駆動、歪率0.05%)
全高調波歪率 0.05%(20Hz〜20kHz、8Ω、250mW〜400W)
混変調歪率 0.05%(250mW〜400W、8Ω、20Hz〜20kHz間の任意の2周波数の4:1混合)
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.25dB(定格出力時)
ダンピングファクター 150(100Hz)
SN比 100dB(定格出力時)
入力感度/入力インピーダンス 2.12V/50kΩ
入力レベル調整 左右独立プッシュボタン式4段階ゲイン切替(0、-3、-6、-12dB)
メーター感度 左右連動プッシュボタン式4段階切替(0、-6、-12、-24dB)
電源 AC100V、50Hz/60Hz。 前期型は117V。
定格消費電力 1,500W(定格出力時)
外形寸法 幅483×高さ178×奥行461mm(端子、ハンドル類を含む)
重量 29.5kg
価格 \650,000(1981年頃)
                 2600_22e
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。 Copyright(C) 2013 Amp Repair Studio All right reserved.