Sharp SMーSX200. 4台目修理記録
2019/9/24到着    11/9完成
注意
    シャーシにSP出力の線(アース側も)を接続してはいけません。
    左右SP出力のアース側も接続(共通にする)してもいけません。
A. 修理前の状況
  • Sharp SM-SX200 5.6Mhz→11.2Mhz VerUP品
    2019年1月頃 オークションにて個人から購入、問題なく作動しておりましたが、 ディスプレイに「P」と表示され動作しなくなることがたまに起きるようになりました。
    再度電源を入れ直すと音が出るようになり、長時間使用していても問題ない時もあります。
    動作停止のタイミングは不特定な状況です。
  • Sharpの1bitシリーズはオーディオに興味を持つきっかけでもあり、 特に、当機は憧れの機種でもありました。
    この1bitシリーズの音が好きで学生時代より ミニコンであるSD-SG11→SD-SG40とずっと使い続け、 社会人になり、資金的に当機種を購入できるようになった頃には 生産終了となっておりました。
  • いわゆるハイエンドの部類に入るアンプも何台か購入してきましたが、 いまいち好きになれず 結局、SD-SG40に戻るということを繰り返してきました。
    そして、いつかはSM-SX300の音をと思いつつ、 バージョンアップ版ではありますが ようやく手にすることができました。
    デザイン、音ともに非常に気に入っております。
    今後、これ以外のアンプを使うことは考えられず 、修理依頼しました。

      

B. 原因
  • こちらへ到着時は電源投入時、「P」表示のみ。
  • に1ビットアンプ故障、終段FET(電界効果トランジスター)劣化。
    DC-DC電源モジュール動作不良。
    シャープの過去修理時は40,500円/1個で交換費3万円で合計111,000円の修理費。
    SM-SX200/SM-SX300にはVICOR社の旧製品が使われていて、現在は購入不可。
    VICOR社の最新現製品2個に置き換えをします(混在不可)。


C. 修理状況
  • 通常修理なので、非公開。


E. 調整・測定

F. 修理費    170,000円    特別に通常修理、HP製作。

Y. ユーザー宅の設置状況

S. Sharp SMーSX200 の仕様(カタログ・マニアルより)

A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A1. 点検中 何回も旅した元箱。
A11. 点検中 前から見る。
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る。
A132. 点検中 後から見る。 入出力端子郡。
A133. 点検中 後から見る。 SP接続端子、AC入力。
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A21. 点検中 上下蓋を取り、上から見る。
A22. 点検中 上下蓋を取り、上から見る。 VerUP表示。
A23. 点検中 上下蓋・左右パネル・センターブースを取り、左横から見る。前回の修理で左パネル押さえ止ビスを2本無。
A24. 点検中 上下蓋・左右パネル・センターブースを取り、右横から見る。前回の修理で右パネル押さえ止ビスを2本無。
A25. 点検中 上下蓋・左右パネル押さえ・センターブースを取り、上から見る。
A26. 点検中 上下蓋・左右パネル・センターブース・左右パネル押さえ・シールドを取り、上から見る。
A27. 点検中 SP接続基板の配線。
A31. 点検中 下前から見る
A32. 点検中 下前左から見る
A33. 点検中 下後から見る
A34. 点検中 下後右から見る
A35. 点検中 下から見る。
A36. 点検中 下から見る。 VerUP表示。
A37. 点検中 下上から見る。
A41. 点検中 購入終段FET(電界効果トランジスター)。 Id=2.5mA時のVgs測定結果。工場出荷の1レーンを購入したので誤差が少ない。
A42. 点検中 Id=2.5mA時のVgs測定中
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C0. 修理中 部品・基板を取り去ったシャーシ。
C11. 修理中 1ビットAMP。
C12. 修理中 1ビットAMP基板。
C13. 修理中 1ビットAMP基板裏。
C14. 修理(交換)中 1ビットAMP基板。 劣化した終段FET(電界効果トランジスター)。
C21. 修理中 AC−DCコンバーター基板。 出力=250VDC。
C22. 修理中 AC−DCコンバーター基板裏。
C31. 修理中 DC−DCコンバーター基板。
C32. 修理中 取出した、焼損DC−DCコンバーター。 +−で製造バジュンが異なるので、片側交換されたのでしょう。
C33. 修理中 交換する新しいバァージョンのDC−DCコンバーターユニット2個。
C34. 修理中 DC−DCコンバーター基板裏。
C35. 修理中 DC−DCコンバーター基板裏。DC−DCコンバーターの入力端子半田が+−で異なるので、片側交換されたのでしょう。
C36. 修理中 DC−DCコンバーター基板裏。DC−DCコンバーターの出力端子半田が+−で異なるので、片側交換されたのでしょう。
C37. 修理中 DC−DCコンバーター基板。 定電圧回路他。
C38. 修理中 DC−DCコンバーター基板裏。定電圧回路他。
C39. 修理中 DC−DCコンバーター基板。入力フイルター他。
C3A. 修理中 DC−DCコンバーター基板裏。入力フイルター他。
C3B. 修理中 ハーフピッチICの交換には拡大鏡が必要。
C3C. 修理中 さらに点検はズーム型実体顕微鏡で行う。
C41. 修理中 電源フイルター基板。 電源ヒューズは15A、 100V×15A=1.5KVA。
C42. 修理中 電源フイルター基板裏。
C51. 修理中 制御基板。
C52. 修理中 制御基板裏。
C61. 修理中 SP接続リレー基板。 リレー定格電流5Aなので、5A×5A×4Ω=200W。4オーム出力の時はバイワイヤーが良い。
C62. 修理中 SP接続リレー基板裏。
C71. 修理中 4連メインVR基板。
C72. 修理中 4連メインVR基板裏。
C81. 修理中 アナログ・デジタル入力制御基板。
C82. 修理中 アナログ・デジタル入力制御基板裏。
C91. 修理中 後パネル裏。
C92. 修理中 3Pインレット裏、SP出力接続端子裏。
C93. 修理中 アナログ・デジタル入力制御基板裏2。
C94. 修理中 デジタル入力端子裏。
9A. 修理中 部品を外した裏パネル裏。 軽くCRCを吹くんだ布で拭く。
CA1. 修理中 前パネル裏。
CA2. 修理中 電源SW。両切り仕様。
CA3. 修理中 電源SW裏。
CA4. 修理中 操作SW基板。
CA5. 修理中 操作SW基板裏。
CA6. 修理中 LED表示基板。
CA7. 修理中 LED表示基板裏。
CA8. 修理中 音量表示VR基板。
CA9. 修理中 音量表示VR基板裏。
CAA. 修理中 音量表示LED基板。
CAB. 修理中 音量表示LED基板裏。
CAC. 修理中 基板等を取り除いた、前パネル裏。
CB1. 修理前 右パネル押さえ止ビス2本無。
CB2. 修理後 右パネル押さえ止ビス。
CB3. 修理前 左パネル押さえ止ビス2本無。
CB4. 修理後 左パネル押さえ止ビス。
E. 測定・調整。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
E0. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
入出力点検確認。
ライン1のアナログ入力、ライン2のバランス入力 、ライン出力点検確認済み。
デジタルNo1のST入力、デジタルNo2のBNCケーブル入力、デジタルNo3のRCAケーブル入力点検確認済み。
デジタルNo4の光ケーブル入力、デジタルNo5のSACD/1ビット入力(RCA入力)点検確認済み。
80kHz前後にクロック漏れが200mVPP(10mVrms)位あり、80kHzのローパスフイルターを挿入して測定。
仕様では、0.05%(1kHz、1W出力時)
E1. 50Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0379%歪み。
             L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0396%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
E2. 500Hz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0453歪み。
              L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0211%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E3. 1kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0453歪み。
             L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0453%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
E4. 10kHz入力、R側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0380%歪み。
              L側SP出力電圧35V=153W出力、 0.0644%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
E5. 完成 引き続き24時間エージング。 左は  SONY TAE−900
Y. ユーザー宅の設置状況。画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
Y1. 設置状況.
S. Sharp SMーSX200 の仕様(マニアル・カタログより)
型式 1ビットアンプ SMーSX200
定格出力(1kHz) 200W+200W(4Ω)、150W+150W(8Ω)
周波数特性 5Hz〜100kHz +1 -3dB
全高調波歪率 0.05%(1kHz、1W出力時)
ダイナミックレンジ 105dB
サンプリング周波数 約5.6MHz(64fs、fs=44.1kHz)
A/Dノイズシェーピング 7次刄ー変調ノイズシェーピング
入力端子 1ビットデジタル入力専用端子:1系統
BNC同軸デジタル入力:1系統
RCA同軸デジタル入力:1系統
角型光デジタル入力:1系統
RCAアナログ入力:2系統
XLRアナログ・バランス入力:1系統
1ビットシステム専用入力端子:1系統
出力端子 角型光デジタル出力=1系統
RCAアナログ出力=1系統
電源 AC100V、50Hz/60Hz
定格消費電力 195W(200W+200W出力電圧設定時、4Ω)
最大外形寸法 幅472×高さ89×奥行480mm(つまみ・突起部含む)
重量 約19kg
付属品 電源ケーブル×1、取扱説明書×1、保証書×1、 フロント用台座×2、リア用台座×2
価格 ※受注生産品 \1,500,000税抜価格 (2001年12月発売)
Sharp SMーSX100 サービスマニアルよりのSP出力ノイズ特性。
                    sx200_423
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